どうも、
「布袋モデルのストーカー」ことクリプトHidaです。
2025年初頭に、自分のTE-95HTをMAINさながらのラインに塗装し直しました。
ずっと僕の宝物です!!
その後色々あり、僕の”愛すべき弟”と言える人物から塗装依頼が来たので、そのギターを塗装させてもらうことに!!
(以下 「弟」と表記します)
もちろん材料費以外は受け取らず、非営利です。
お金もらうとZodiac NEOに怒られちゃうだろうからね!笑
というわけで、今回はその塗装を振り返っていきます!

(チラ見せ)
下地作り
早速スタート。
元のボディはこんな感じです。

事前に元の塗装をサンダーで途中まで剥がしてもらった状態で僕の手元に届きました。
まだ取り外されていない部品がいくつかあるので、それをまずは取り外します。

元の塗装が張り付いてる…
ポットのワッシャーも取り除きました。
ていうかワッシャーついた状態でサンダーかけたらワッシャーが痛むぞ…

本当にこの塗装が意味不明で。
赤の塗装はラッカーを弾くし、白の塗装は溶剤で溶けるし。
これを塗装した本人は何を使って塗装したのか!?
本当に不明です。

PUを外すと裏はこんな感じ。
てことは金文字F.G.I.ですね。
白文字はもっと盛り上がった形をしています。
さて、それでは塗装をもっと剥がしていきます。
サンドペーパーでは歯が立たなかったので、ガリガリ削っていきます。


あ、ちなみにこのやり方は全く推奨しません。
均等に削れないし、普通に手間がかかるので。
良い子はスクレイパーを使いましょう!笑

そんなこんなで、なるべく凹凸が生まれないように慎重に削っていきます。
とは言っても最初のサンダーの時点で削りムラがあるので完全に平らになんてことはできるはずがなく…

途中経過こんな感じ。

キャビティの中は削れません…

マスキングをして。
ここらで一旦凹凸を洗い出すために軽く黒塗装。


赤塗装はもちろん弾かれました…
普通にボディの端とかサンダーでミスって削られている箇所があったので、パテを使います。


普通に見た目が心配ですが、だいぶ平らになりました。

ボディの端の削れている箇所もいくつかはパテで埋めました。
でペーパー240〜600くらいで整えて。
もう一度黒塗装。
これで下地作りは完了です。
ラインを塗装
それでは「布袋モデルのストーカー」の目玉。
ラインを完コピしましょう!!

使うのはもちろんMAINのスキャンデータ。

サイズを調整して…

いざ転写!

いい感じ。
もうこの方法も慣れました。
ボディに貼り付けて。

カッターで切断。

もうすでにラインが浮かび上がります。

ではいざ。
白塗装!!
今回は、弟のリクエストで白ではなくライトアイボリーを使用しました。
マスキングを剥がします。
いよいよラインとご対面!

細かいライン調整
既にいい感じだと思われる方もいるかもしれませんが、ここからが本題です。

今からこのラインを、筆を使って修正していきます。
カスレやムラまで再現するぞ!!

一号機と比較しながらやると非常に楽です。笑
このように。

ライトアイボリーに真っ白な絵の具を入れていくと、色の差が発生してしまうのでその調整が大変…
大人しく全部白でやった方がいいですね…
筆を入れていくと、こんな感じになりました。


こんな感じに、細かいところまで徹底的にMAINのラインを真似ることができました。
ここまでこだわる人は少数派ですけどね。笑
我ながらガチでストーカーですよ 笑
正面から見るとこんな感じ。

かなり近いでしょ!?
※ボコボコして見えるのはパテの跡です。実際はそんなボコボコじゃないです。
寸法としてはこの17F接合のボディに合わせてラインと書いているので、MAINとは大きさが異なると思いますが、このギターで見ると大きさピッタリになりました。
拡大コピーだとこう上手くはいきませんから、ディスプレイに映して転写するのがベストだと思います。
クリア塗装
それでは、いよいよクリア塗装をしていきます。


やすりをかけて整えながら、何回かに分けてクリアを塗装していくと…

こうなりました!!

どうですか!?

どうですか!!
我ながらすごく出来栄えがいいです!
1号機とはラインの書き方を多少変えているので、より質感がよくなっている気がします。
一番重要な6弦側のカッタウェイ(シングルカッタウェイだからそうは言わないかもしれないが)あたりもこの通り!

ボディを磨く
それでは、このクリア塗装したボディをさらに艶出しする作業をします。
流れとしては、
ペーパー 600→1000→2000
コンパウンド 3000→7500→9800
+ワックス
という流れです。
このやり方は知り合いの方に教えていただきました。

ペーパーかけると一回輝きが引っ込みますが、コンパウンドで磨いて元々以上の綺麗な光沢を出していきます。

だんだん光沢が出てきて…
最終的にこのくらいまで綺麗になりました!

ワックスまでかけるとここまで綺麗な反射を得られました!!

磨き工程って時間をかけて丁寧にやるほど綺麗な光沢が得られます。
最後のワックスも地味に重要です。
ペグを交換
ちょっと本題からは脱線。
弟からロックペグを希望されたので、ペグを交換。
Zodiac NEO EL HOTEI MODELと同じ、GOTOH SG381-MGT-07 Ex Longです!


ちなみに、ノーマルモデルは3つ毎に高さが違います。
ノーマルはS3つL3つです。
島村楽器のSTEJ DELUXEシリーズにはノーマルタイプが付いています。
特注モデルとしてはLong6つ・Ex Long6つがあります。
(Ex Long = Extra Long)
2025年11月現在、注文してから届くまでにかなり時間がかかります…
(特注モデルで2〜4ヶ月くらい)
それを許容できる人は早めに注文しましょう!!

※ごく稀にネジ穴が合わない個体があるかも…?
簡単に交換できました!

高さも揃ってて見栄えもいい感じ!

MGTのボタンが目立ちます。
ついでにフレットも磨いて指板にオイルを塗ってあげましょう。


ピッカピカになりました!!
組み立て
それではギターを組み上げましょう!
まずはボディにサイン。笑

PUを入れて…


電装系。

元々の部品で電装系を組み上げたところ、ジャックの接触不良かなんかでたまに音が出得なくなる時があったので、部品を新しくすることにしました。

EMG純正のソルダーレス部品です!
こっちの方がスッキリしていいですね。
最初からこれで組み立てれば良かった。
新しい部品なので、サウンドチェックで聴いた感じでも音もだいぶクリアになった気がします。

PUセレクターの突起は内側ね。
これもお決まり。

サドルを新しくしたブリッジを付けて。

アルミの蓋を。
やっぱりプラスチックよりもこっちの方が本物っぽいですよね!
そして…
弦も張ったら…
どん!!

うお〜!!!

いいぞ!いいぞ!!いいぞ!!!
完成
そして…
ついに完成!!🎊
♪───O(≧∇≦)O────♪

カッコ良すぎる!!

ピカピカ!!
ラインの完成度も1号機よりいい!!
(弟よ、パクっていいか…?笑)
FERNANDES TEJ-70改
Special TEJ ”MAIN” No.2
と名付けます!!
我ながら最高ですね。
Zodiacworks TC-HOTEI 最終形態やZodiac NEO EL HOTEI MODELよりもラインの完成度は高いですよ!
(↑ただ言いたいだけ 笑)

いいねぇ〜
ストラップも名前を入れて。

完璧ですね!

1号機と並べるとこんな感じ!!
ライトアイボリーにした分落ち着いた感じになりましたね!
サウンドチェック
では、音はどんなものなのか1号機と比べてみましょう!
↑こちらをご覧ください!
どうですか?
やはりEMGの方がいい音ではありますが、金文字FGIでもなかなかに健闘してませんか?
振り返り
というわけで、弟のTEJ-70をMAINにする回でした。
前回と違って戸惑ったところもあれば、前回の経験を活かしてだいぶ改善したところもあります。
特に、ボディの研磨工程はだいぶ手間もかけたと思います。
下地処理に手こずって多少の凹凸は生まれてしまいましたが、その研磨のおかげで抱いた時の爽快感はかなり上がったと思います。
弟はこの出来栄えで満足してくれるかな。
してくれたらいいな。

僕の2本と合わせて3本並べてみると!
いい眺めだ!
おまけ
↓そして、今回の塗装のダイジェスト動画はこちらです!
こちらも良ければご覧ください!
ではまた。
僕の布袋モデルストーカーライフは続きます。
3号機は誰の手に渡るのでしょうか??
クリプトHida
2025/11/20




























































